フリープログラマーになるときに、プログラマーはしばしば人間関係でギャップを感じます。
正社員のプログラマーとして働いていたときには、チームの一員としてずっと付き合っていけるように、良い人間関係を築き上げようと考えている印象を互いに受けることがほとんどです。何十年という単位で同じ職場で働くことになるからこそ、互いに技術面も性格面も良く理解してうまく関係を築き上げつつ、仕事の効率も上げていこうという気持ちを誰もが抱いています。
しかし、フリープログラマーとして現場で働く立場になると、あくまで数ヶ月から数年程度の増員として扱われてしまうため、アウェー感を感じやすい傾向にあるのです。フリープログラマーとして働く側も、その現場にいるのは短期間だけということもあり、あくまで社会的に考えられる良好な関係を維持できれば十分というスタンスを持ってしまうことがあります。ですが、そのように正社員で働くときとは異なる形で人間関係を作ってしまうと、活躍できる機会を失ってしまいかねません。
互いの理解があってこそ、プロジェクトを円滑に進行させられる形を作り上げることができます。現場の正社員からやや敬遠されている状況があるのなら、自分から積極的に中に入り込んでいき、正社員として働いていたときとのギャップを埋める努力をすることが大切です。そうして受け入れてもらえれば良好な人間関係を築き上げることができ、自分の活躍の場を提供してもらえるようになります。